先週、私はAWS Summit 2026に参加するためにシドニーにいました。そしてある日の午後、ダーリング・ハーバーにあるアドリア・レストラン(Adria Restaurant)へと足を運んでいました。ここは私にとっても、Furi Labsにとっても特別な意味を持つ場所です。
ほぼちょうど3年前、まさにその同じテーブルで、私は最初の中国の提携工場のCEOと初めて直接会って話をしました。彼は偶然にも数日間、シドニーに滞在していたのです。そのミーティングが、すべての始まりでした。バルディア(Bardia)と私(ウェイン/Wayne)がチャットや電話で交わしていた一つのアイデアに過ぎなかったFLX1が、実際に製造される具体的な形へと進化を遂げた瞬間でした。
当時は、この道のりがどれほど困難でコストがかかるものになるか、その過程でどれほどのことを学ぶことになるのか、そして何よりも、これほど情熱的で心から熱心なコミュニティが私たちの周側で育っていくのを見届けることが、どれほどのやりがいをもたらしてくれるかなど、想像もしていませんでした。
料理を待ちながらハーバーの景色を眺めていると、私のスマートフォンが続けざまに2回、明るく光りました。
1つ目のメッセージは、Webサイトのバックエンドからのものでした。FLX1sの最終ユニットがちょうど完売したという知らせです。
2つ目は、開発チャンネルのバルディアからのものでした。FuriOSの重大な未解決イシュー3件が、ちょうど解決されたという報告でした。
私はその場でしばし感慨に浸りました。まさにあのテーブルから旅を始めたデバイスの後継となるスマートフォンが公式に完売となり、それを動かすソフトウェアはこれまでで最も強固な状態の一つに達したのです。これら2つのマイルストーンが、すべてが始まったまさにその同じレストランで、同時に達成されたのです。
私はその景色の写真を撮りました。それが上に掲載している写真です。
これをきっかけに、私はこの3年間について、これまで立ち止まって考えたこともなかったような方法で振り返ることになりました。私たちは、振り返る暇もないほどの速さで駆け抜けてきたのです。あの日の午後、あそこに座っていたことで、ようやくその歴史を振り返る価値があると感じられました。
そのため、その夜にホテルに戻ると、いくつかの数字をまとめ、私たちが現在どのような地点に立っているのかを調べ始めました。その結果としてまとまったものが、次の投稿です。